大きくなりすぎて首イボを取りたい。手術で取る場合どういう工程になるのか?
病院で首イボの除去手術する場合、液体窒素で除去、メスで切り取る除去の2種類があります。
メスで除去する手術とは首のイボの大きさがcmを超える場合が多いです。
皮膚科で手術するのですが、首イボと呼ばず、皮下腫瘍摘出術と言われます。
手術のやり方としては病変部位に注射の局部麻酔を行い、痛みを
無くした後メスにて腫瘍を紡錘形に切り取ります。
切り取った後は糸で縫い合わせます。
糸で縫った場合、大きさによって日数は異なりますが、5日〜14日で
抜糸を行います。
そして除去した首のイボは成分の検査にかけられます。
大体検査結果が出るのが2〜4週間の期間がかかります。
極稀な例外としてですが、しびれや痛みが、違和感が残る場合もあること、術中、術後に出血を伴う事の可能性がある事、術後に傷が開いたり感染を起す場合もあると言われています。
また検査の結果によっては再手術になる事もあります。
術後の首はどうしたら良いかと言うと、手術中に医薬品で首の周りを塗っているので、初日は洗い落とす事が必要になります。
ゴシゴシ洗うのでは無く、泡を作り、優しく患部に当てて洗浄する様にしましょう。
メスでの手術でのメリットはやはり邪魔な首イボが簡単に取れる、何よりも除去したイボを検査にかけるので自分の皮膚疾患がわかり安心する事が第一では無いでしょうか。
デメリットはメスで切り取る為、糸で縫い合わせるのですがこれが夏場だと少々厄介です。
例えば手術したての後は痛かったりします、そして夏場だと汗をかくので切り取った場所がかぶれ痒い事もあります。
かゆみを感じたら市販薬では無く、病院で相談の上出してもらった物を使用される事をオススメします。
縫い後は取ったイボの大きさにもよるのですが縦横に縫い付けてあり、結構目立ちます。
なので抜糸するまでは人目に触れない様ガーゼでかぶしておくのが良いでしょう。
また手術で切り取った跡が必ず2cm程度残ってしまうのが難点です。
場所が首だけに怖いと思われる方もおられるかもしれませんが、手術時間は短く直ぐに終わります。
思い切って受けられるのも一つの選択です。